5月29日(火)、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのイベント、中沢フーズ キッチンスタジオにて勉強会・交流会「Nouvelle tradition à ma façon」(~新たな伝承、私流のお菓子~)が開催されました。
シェフ会員、プロフィッショネル会員を対象に、通常お店で作っている新しいオリジナルの伝統菓子、地方菓子(今回の企画のために創ったもの等)を持ち寄り、試食をしながらそのお菓子へ想いなどを語りあおう!というクラブ初の試みに20名近くの会員シェフ達が参加しました。
中沢乳業株式会社 副社長 中沢静男氏からのお言葉に続き、島田会長の挨拶の後、順番に各自が持ち寄ったお菓子の説明や思いを語りました。約40種の菓子は、基本に忠実な伝統菓子のほか、和素材を使ったり、デザインをがらりと変えたりとさまざまな角度からアレンジした”私流〟の伝統菓子。各シェフの伝統菓子に対する考え方や、持参した菓子の思い出、製法の工夫などを披露。当初は緊張していたシェフ達も会が進むにつれ、様々な質問や意見、冗談が飛び交い、熱心に耳をかたむけて、終始和やかな雰囲気につつまれました。
続いて試食にはいると、沢山の種類のお菓子をつまみながら、ますます熱く語るシェフ同士の交流はとても有意義なものとなりました。
今回、参加した会員と菓子名は下記の通りです
(ABC順、敬称略)。
安食雄二(Sweets garden YUJI AJIKI):サントノーレ・トンカ
東健司(キャトル):和栗モンブラン、ユズ、天然ショコラ
魵澤信次(レ・アントルメ国立):タルトサントロぺ
江森宏之(ベルグの4月):ウイークエンドシトロン、ウイークエンドショコラ
藤森二郎(ビゴの店):ガトーナンテ
藤生義治(パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ):ブッション、ボンボンペクチン、カリソン、クーサン、ボンボンフユイテ
堀江新(ラヴィ・ドゥース):ガトーブルトン
金子哲也(レピキュリアン):プリュノーフーレ
金子美明(パリ・セヴェイユ):サントノーレ(キャラメル・ココユズ・スペキュロス)、パンプロヴァンサル、ゴーフルフーレ(バニーユ、プラリネ、カラメル)
丸山正勝(LE GARUE M):クラフティリムーザンNEO
三鶴康友(ダロワイヨジャポン):シュセット(ルリジューズ、サントノーレ、ポルカ)
森朝春(ブーランジェリールボワ):ディアマン
永井紀之(ノリエット):S/F/E/F
中川二郎(パティスリーキャロリーヌ):マカロン
西野之朗(メゾン・ド・プティ・フール):ショーモンテ、ピティビエ グラッセ、マカロンダミアン
大森由紀子(エートルパティス キュイジーヌ):クルーゾワ
及川太平(アン・プチ・パケ):ファーブルトン、カリソン、ビスキュイシャンパーニュ
島田進(パティシエ・シマ):ババ・オー・ロム
寺井則彦(エーグル・ドゥース):ガレット・デ・ロワ カフェ
冨田和彦(カルチェ・ラタン):トゥルト・フロマージュ
上野啓介(ベル・エポック製菓専門学校):ソーシソン オー パン ヴリュ
吉田大祐(ディヴァン):タルトショコラ“パンデピス”
特別参加:河田勝彦(オーボンヴュータン):ナベット